治療の痛みから解放するのが麻酔ですが、その麻酔(注射)が痛みを伴い、患者さんに不安やストレスを与えてきました。
当院では、治療を受けられるすべての患者さんの不安やストレスを取り除き、できるだけ快適に治療を受けて頂けるように努めています。
注射スピードが選択でき、ゆっくり一定であるため、注入時の疼痛を抑えることができます。
あの「チクッ」という痛みから開放するために無針注射器(米国:キーストン製)を使用しています。
(浅い麻酔時に使用)
この麻酔は笑気ガスを酸素と3:7の割合で吸入して頂くことで、痛みに対する感覚を鈍くし不安や緊張感を和らげます。
(事前予約制)
安心して治療を受けていただくために、治療前、治療後をレントゲン写真や口腔内デジタルモニターにてわかりやすく説明し ます。
※当院では、歯の寿命を延ばす事を第一に考えた保存治療を行っています。
2000年オーストリア、ウィーンにてFDI(国際歯科連盟)が提唱した MI (Minimal Intervention/最小限の侵襲)のコンセプトは、健康な歯を削らず、歯の再石灰化を促し(PCAP/AIPC)、歯へのダメージを抑えることを第一としています。
又、接着技術などの進歩により、歯の寿命を延ばす事を可能にした、世界的に認められた治療概念です。
歯は削れば削るだけ、ダメージを受け、歯の寿命も短くなります。
又、従来の虫歯治療の約70%以上は再治療となり、すき間から虫歯ができて銀歯が外れたり、また同じ場所を何度も治療する事により、歯を削る量はさらに増え、最終的には歯を失ってしまう事になります。
※当院では歯の寿命を延ばすため、銀歯ではなくCR(コンポジットレジン)を主に使用し、エビデンスに基づいた歯科保存学会ガイドラインに沿った治療を行っています。
象牙質との接着技術が飛躍的に進歩し、抗菌作用のあるフッソなどを使用する事で再虫歯防止、ナノフィラ―を使用した摩耗しにくいCR(コンポジットレジン)が開発された事により、前歯をはじめ奥歯にも使用可能となりました。
中には、審美性の高いドイツ、アメリカ等のHybridタイプも多数取り扱っています。
ただ白く綺麗になるという理由でCRを使用しているのではありません、従来の銀歯を詰める時のように、健康な歯を犠牲にした大きく削る治療ではなく、虫歯のみ取り除く治療をする為にはCRが必要だからです。
その結果として、見た目の美しさも得られ、健康な歯も維持されるのです。
CR治療に欠かせない、光学医療機器トップメーカーの EVK800, EyeMag PRO&Smartは、肉眼では見えなかった細部を、高倍率スコープ(肉眼比10倍率)とLED光ファイバーシステム(70,000ルクス)により高精度に把握する事で、歯の削り過ぎ、虫歯の取り残しを無くし、歯の寿命をのばす精密な治療を行う事が可能となります。
アメリカ・DMG社製
初期虫歯を削らずに治療します。虫歯部分のみ溶かすので歯にダメージが無く痛みもありません。
虫歯の取り残しが無いように虫歯層(~混濁層)を染めだし、エキスカベータ等を用いて、歯質の硬さを判定しながら痛くなく、虫歯のみ除去します。非炎症性の深い虫歯の場合は水酸化カルシウム、※MTAセメント等を使用し歯髄保存処置(PCAP/AIPC)を行う事で、歯髄細胞により新たに歯(象牙質)を再生する事が可能になりました。※保険適用外
痛くなく健康な歯を必要以上に削らないように、耳かきよりも小さな器具で慎重に虫歯のみ除去します。
※ 虫歯は削っても痛くありません。 健康な歯まで削るから痛いのです。
先端が非常に小さく、健康な歯を傷つける事なく虫歯のみ除去します。
過剰切削を避けるために、※エアタービンは出来るだけ使用しません。
※キィーンと音のする高速切削器具
アメリカ・DMD社製
CR(白いつめもの)を固める時に使用します。従来より10倍以上早く固まるので(3~6秒)、治療時間の大幅な短縮を可能にしました。
アメリカ ・Danville Materials社製
つめ物、被せ物との接着性を高める事により、外れにくくなり虫歯を予防します。
審美治療は一般的に、歯を大きく削って被せたりするのが主流となっています。
当院では健康な歯を大きく削る治療ではなく、保険外のハイブリッドCR等を使用して、自然美を追求した治療も行っています。
1歯だけ変色した歯を、削ったり被せたりせずに裏から薬材を入れて白くしました。 また変色した古いつめ物を除去し、新しく色合わせをしてきれいになりました。
両方の歯を全く削らずに1回の処置で治しました。
※症例により型採りを行って処置をする事もあります。
歯髄(神経)を保存しながら、歯を被せず(差し歯にせず)に治しました。
※症例により型採りを行って処置をする事もあります。
金属アレルギー、審美改善の為に1回の処置できれいになりました。
●通常1回の処置
●健康な歯を削らない
●歯髄(神経)を保存できる
●修理、修正が容易
●年齢に合わせた歯の色に変更できる
●一度に多数処置できない
●重度の変色歯、欠損が大きい場合等には、他の補綴処置を行います